嘉永３年（1850年）に作られた蓋つきのお茶碗です。黒くなった箱を開けてびっくり。中には作られたばかりのように色鮮やかなお茶碗が入っていました。（1客（3700円）のみご希望の方はコメント欄にてご連絡下さい）お茶碗に蓋があると食卓が華やぎますし、ご飯も冷めにくいです。蓋の内側も鮮やかに彩色されていて、ちょっとしたお取り皿やお醤油入れにも使えます。とても鮮やかで、170年前のお茶碗とはとても思えません。金彩や色絵いスレは全くなく、使用感が全然ないです。行事の時にだけ大事に使われていたんだろうなぁと当時に想いを馳せました。絵柄もすっきりと素敵です。緑の葉っぱはいずれも盛り上がって装飾されていて、柑橘果物は黄色と金彩のツートン、最下部の濃い染付できゅっと全体が引き締まっています。お茶碗と蓋の見込みには、3人が乗る湖に浮かべた船が染付で描かれています。写真に映っていませんが、お茶碗と蓋の口縁は太い金彩で縁取られています。サイズ（概算）：お茶碗　口径11.5㎝、高さ6.5㎝、蓋を乗せた高さ8㎝　　　　　　　　蓋　口径10㎝　高さ3㎝底には古伊万里の器によく見られる「太明成化年製」の文字が入っています。お手本にした中国磁器に書かれていた文字をそのまま写したもので、もとは「大明成化」ですが、絵師による写し間違いで「太明」となったと言われています（大明成化製の中国磁器には優れたものが多いらしいです）。 使用感が全然ないとても綺麗なお茶碗ですが、170年も前の骨董なので、若干の色飛びやフリモノなどはあります。また、手作りなので蓋とお茶碗の大きさ・形に違いがあるため、お茶碗が空の状態で蓋を乗せると蓋がグラグラします（お茶碗に中身が入っていれば、私は特段の支障なく使えています）。現代の品物とは違うことをご理解の上、ご購入をお願い致します。ご質問などありましたら何でもお問い合わせください。こちらに元箱はつきません。プチプチに包んで発送致します。他にも食器を出品していますので、ご覧頂けましたら嬉しいです。#古伊万里　#茶碗　#蓋つき茶碗　#蓋付茶碗