１5年位前に入手したものです。古い人口皮がキンキンに張られてたので4年程前に両面本皮に張り替え、一緒にカラクイ交換、ブーアティ等メンテナンスしてもらいました。棹重量527㌘、カラクイも外して計りました。総重量1316㌘、全長 約79㌢です。重さ、画像で分かる様に身の詰まった棹です、ねじれ反りも問題なしでビビり等も有りません、勿論カラクイも大丈夫です。そのままお使い頂けます。塗りは手に入れた時のままで又、普通に使用してるので弦の擦り傷等の使用感や塗装の細かいぷつぷつ等がありますが艶もまだあり使用に問題は有りません。5枚目右上の白く写っている点が１番大きい塗装剥げです ※反射で白く写ってますが実際は木が黒なので目立たないです。裏の皮に2箇所短い切れがあります（５枚目右下）前所有者も譲ってもらった方から昭和中期としか聞いておらず、製作者もわからないとの事ですが、爪裏や糸蔵の木を見る限り古い材で丁寧に作られていると思います。型は西平開鐘型になるそうです。