１枚目の写真はブランコにロープを付けていない原型の椅子形です。２枚目は１枚目の椅子形にクレモナロープ(白色)を取り付けた場合の色合わせのイメージを、３枚目以降はいずれも岩登り登山用の黄色、赤色、水色、緑色のそれぞれのロープ(ザイル)を取り付けた場合のイメージを想定したものです。ザイルの場合は事故などに備えて意図的に目立ちやすい色としているので白色はないようです。三点固定のハーネスは後ろの背当て丸棒に取り付けられます。また、前のベルトは座板の隙間に通すことができるようにしています。なお、座板の左右の有効な実質幅は27㎝、前後の奥行きは21.5㎝となっています。(全体360×243×180)背部の高さは130 mm、低部は50mmです。 後半の写真は連絡用で、あー様のご希望により昨年末からつくっていたものです。今年の最初の作品になります。特徴はこれまでにない木登り用の丸太があることです。滑りにくいように肌に優しい直径6mmの綿ロープを巻いています。 塗料は、天然木の肌触りを維持しながら木質保護とお子様の健康に配慮して、米ぬかを原料とした自然塗料のキヌカによるオイルフィニッシュとしました。なお、座板の前部にはお尻が前に滑り落ちないようにするためのフェルトをつけています。最終的に採用したロープは直径9㎜の3つ打ちクレモナ(白色)を使っておりますので強度があり、約700kgの静荷重まで耐えることができます。 最後から３枚目と４枚目は今年の青梅の様子です。今年は三月が例年に比べると温かかったせいで花の咲き始めも早く、できは鈴なりで数的には沢山の実ができていましたが残りわずかとなりました。。 最後２枚はコナ様からの追加依頼でレン君のために作りました一枚板型ブランコです。